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狐と狸の日々つれづれ


by audrey-gregory
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売れないと言われている

いま器が売れなくて、作家もギャラリーも大変だそうです。
生活に余裕がないと購入しない、最たるものです。
こだわり派はおおむね団塊の世代までで、
以後はまったくこだわらない派が増えていきます。
ニトリや100均で十分な人が増え、団塊の世代は断捨離進行中。
売れないと言われている_d0212491_18554034.jpg
▲中野数馬さんのプロペラ皿・・・やっとで買えた良い時代だった。

良いものが分る人、こだわる人がどんどん少なくなっていきます。
作家さんがんばれ・・・と無責任に言ってみましたが、
時代なんだよな~。
Commented by 江雄 at 2017-06-15 19:16 x
今の金持ちは、文化芸術にお金を使わないようです。彼らは高級車や高級マンションなど、実利的なものにしか、価値を置かないみたいです。
私が金持ちなら、作品を購入して芸術家の育成に努めますが。残念ながら、金欠患者です。
私の陶芸の師匠は、大阪芸術大学の講師をされています。陶芸学科を志望する若者が減っていると、よく嘆いておられます。
悲しい現状です!
「良いものを 作れど売れず 空仰ぐ」
Commented by audrey-gregory at 2017-06-15 22:40
作家さんを育てようと頑張っていた知人のギャラリーも、
作品が売れなくて閉廊したいと言っています。
人間国宝の作でさえ、以前の十分の一の価格になってしまいました。
一番困るのは、良いものを見る目が育たない事です。
クリエーターを取り巻く環境が厳しくなりました。
by audrey-gregory | 2017-06-14 12:00 | アート | Comments(2)